板金とは…
当社はいろんな機械のボディを作ってます。
世の中には非常にたくさんの機械がありますが、簡単に言うと、機械は1.骨格となるボディと、2.中に取りつく電子部品でできています。
1.の骨格となるボディは、筐体と呼ばれていますが、昨今の機械ではほとんど金属かプラスチックかで作られています。その中でも当社は、金属で、色んな精密機械の筐体(とそれにとりつく子部品)を作っている、そんな会社です。
板金とは加工法の名前です。
いろんな種類の金属板を、くりぬいたり、折り曲げたり、くっつけたり、色を塗ることで、様々なボディを形作ることができます。このように金属板や鉄パイプなどを材料にして加工していく手法を板金加工といいます。工業で広く普及している大変メジャーな加工法です。
色んなものが、板金で作られています。
もっとも板金ぽいものといえば、例えばロッカーでしょうか。レストランの厨房のキッチン、エレベーターやエスカレータ、配電盤なども丸々板金でできています。
中でも当社は精密な板金加工を得意としていますので、機械向けの板金を扱うことが多くなっています。医療機器、工場の中に置かれる機械、鉄道とかバスなどの輸送機械など。特に近年では半導体製造装置向けの板金が多くなってきました。
当社から出荷されるものは、金属板を打ち抜いただけのものや、曲げて完成のもの、塗装したもの、くみ上げて装置一式にしたもの、電気配線をして完成した機械など、色んな段階でお客様にお渡ししています。
可能な限り板金で設計しましょう。
何か機械を作りたいのでしたら、ぜひ可能な限り板金を多く使って設計いただければと思います。
そんなに多く作らないのであれば、板金加工が最も早くて、安くなります。どうしても板金では作れない部品がでてきたら、そのあとで他の金属加工法を検討してください。板金以外の他の加工法も当社で一部行っておりますし、また非常に頼もしい他社様もご紹介いたします。
当社にはものづくりのプロフェッショナルが多数在籍しております。当社にご相談いただくことで思いもよらない作り方が出てくるかもしれません。1個だけなんだけどお願いしにくいな。こんな難しいものできないだろう。こんな形状はさすがに板金では作れないよな。いえいえ、どうぞお気軽にご相談ください。貴方様のご連絡を当社はお待ちしております。